2008年11月26日

炉の季節へ

11月になりますと、茶道教室やお茶室があるお宅では、「風炉から炉へ」と移ろいます。

風炉の時期には、風炉釜を使ってお茶を点てます。
風炉釜はこんな感じ。


炉というのは、畳を四角く切って、炉口をつけて、そこに釜をかける。
釜もいろんな種類があります。




釜によっては、ふたの部分が熱で熱くなって、持つ時に大変つらい種類のものがあります。流派によって異なりますが、私が習っている表千家では、女性は服紗で蓋をつまみますが、男性は手で行います。手の皮が薄いので、めちゃくちゃあつっとなることがあります。お点前ではそんなことは許されないので、我慢するわけです。

手が真っ赤・・・なんてことも。


風炉のお点前は、炉のお点前よりプロセスが少なく、簡略化されています。炉は長い。でもそれだけ面白いのです。立体的な風炉から、水平的な炉のお点前になる11月、どの生徒さんも風炉から炉へとお点前の流れを変えるのに必死です。

かくゆう私も。

炉でお濃茶を点てさせていただいて、皆様に「おいしい」と言っていただくのはなによりも幸せですね。





posted by 茶疾風(cha-hayate) at 22:37 | TrackBack(0) | 日記
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