「私は”飲む専門”でお茶のおけいこをしています。よってお茶は点てないで結構です」というシルバーの方がいると、聞いたことがあります。奥様といっしょに茶道教室に入ったが、自分は正座やら点前やらはできない。年だから記憶できない。しかしお茶を飲むという時間と体験は好きだ、ということでしょう。
これはいい!と思いました。
おひとり様茶道人、お茶を点てるのはまあDVDみながら見よう見まねで楽しむ。しかし。お茶会にはできるだけ行ってみる。
お茶会マニア、ってのもいいんじゃないかと気づきました。これはきっと、存在するのでしょうね。おもに女性に。
お茶会には、格式高いものや流派限定のものなどを除けば、基本的にチケットを入手できれば参加できると思います。お友達が行くから一緒に、お友達が点てるから見にいく、親戚が、親がと、気軽なお茶会であれば参加するのもいいのではないでしょうか。
お茶会では、略式化されているにしてもお茶会の流れがつかめますし、着物を着ている人たちを見ることで勉強になるし、お菓子やお弁当もおいしいし。
5000円〜の参加費がかかりますが、これには結構いいお弁当、薄茶(飲みやすい、一人用のお茶)、干菓子、濃茶(みんなで回し飲みする濃厚なお茶)、そのお菓子あたりがつきます。すべての席をまわるのに数時間かかるとおもいますので、休日のレジャーとしては決して高くない。さらに、そこでお茶会に参加するマナーやら日本文化やらを学べるわけですから、そのあたりも料金に入っていると思えば安いかもしれません。
「ねね、お茶会があったら、誘ってね!一人でもいくから」
と、みんなに言っておくと、お声がかかるでしょう。
なぜなら、お茶会の人集めというのは結構大変だからです。ノルマをかすかどうかはしりませんが、参加者がそれなりに確保できるのは、教室にとって、主催者の先生にとってありがたいこと。
「お茶会ドットコム」なんつって、お茶会とお茶会に参加したいおひとり様茶道人のマッチングしてお金を稼ぐ、なんてのもありかな〜あるよね〜あると思います。
といっても、お茶会にいきなり参加して恥をかかないように、基本知識と基本道具は押さえましょうね。
なお、お茶会の注意点です。
「お茶会には、なるべく午前中から行きましょう」
これはどういうことかというと、「お菓子がなくなる」「お弁当がなくなる」「時間の都合で席がしまる(濃茶席に入れず)」みたいなことが発生するからです。お茶会というのはいわゆる「イベント」なので、役割分担やタイムスケジュールの把握とお客様の誘導が必要ですが、実際はそんな時間どおりにいきません。だいたいのパターンでは、午前中に時間をかけすぎてしまい、午後が詰まってしまうのです。
お茶会の会場は、撤収時間が厳しい。
お茶会には、道具をもちこみますので、その片付けも大変。
熟練の生徒さんがいる教室では、役割分担をしっかりして、若い連中も上手に使って終了しますが、そうでない場合や、複数の教室が共同で開催している場合など、うまくいきませんよ。ましてや着物なのですから。
よって、お茶会に参加するお客さん、あなたはなるべく早くいくべし!
今まで、「あーあもっと上手に進行すればいいのに」となんど思ったことか。
せっかくお金払うわけですから、もと、とりましょう!
書店でいい本、見つけました。
これ、めっちゃわかりやすい!勉強になります。数ある入門本の中でもかなりいいです。モデルの女性、きれいだし。

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