歴史の中での、増え続ける門弟に対処するために構築された「家元制度」というシステムに加え、効果的に教えるための「七事式」という研修システムも興味深いです。
茶道の千家で修練のために制定された七つの式法。花月・且座(さざ)・茶かぶき・員茶(かずちゃ)・廻り炭・廻り花・一二三(いちにさん)をいう。
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表千家七代如心斎、裏千家八代又玄斎、如心斎の高弟、江戸千家初代川上不白などによって、大勢の門弟に対処するための新たな稽古方法として、七事式が考案された。(wikipedia)
七事式には、
花月式(かげつ)
且座式(さざ)
回り花(まわりばな)
回り炭(まわりずみ)
茶カブキ(ちゃかぶき)
一二三(いちにさん)
数茶式(かずちゃ)
の7種類があります。練習するには、人数が必要なので、
ひとりでは難しいのですが、お固い印象の茶道にも、遊び
の要素があることがわかります。
私が何度か経験した「茶カブキ」は、お茶を当てるゲーム
のようなものです。これをすこし崩してやってみたら、
初めて会った人たち同士でも仲良くなれそうな、そんな
感じの構成になっています。
詳しくは、下記テキストを参照願います。
七事式(表千家流)花月 (茶の湯の修練 1)

七事式(表千家流) 且坐(さざ) ―茶の湯の修練 2

七事式(表千家流) 廻り炭 廻り花 花寄せ (茶の湯の修練 3)

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