2005年12月04日

極上時間 vs 正座

皆さん、茶疾風(cha-hayate)でございます。東京は急に寒くなってきました。あめなんかふっちゃって、さらに冷え込んでいます。寒い日のお稽古というのは、なかなかしんどいですよね。お点前の際には炭の前に座れるので、けっこう暖かくてお客役よりもしのげたりします。

さて、昨日はお稽古でした。すでに「風炉から炉」に変わったお教室。風炉から炉のお点前の大きな違いは「プロセス数の倍増」です。風炉は開始から終了まで、プロセス数が少なくて、空間的にダイナミックにできますよね。ところが、炉はプロセス数がかなり多くなります。それは・・・


炭点前では、「濡れ灰」を炉に撒く作業が加わります。濡れ灰を撒くことで、そこに含まれた水分が上昇気流となり、種火から炭への点火と火のつき具合に好条件を与えることができます。撒き方が難しく、上手やらないとお釜のお湯に影響が出てしまいます。炭を扱えない教室も多いということなので、炭を細かく指導していただけるのは幸せなことです。

お濃茶の点前では、風炉の時にはない「なかじまい」という、お湯の温度を下げないためのプロセスがあります。イメージ的には、「お茶を点てる準備をして、お茶を点てて、お客様にお出しして、出したらとりあえず中断する」という感じになります。お湯が冷めないようにと、心遣いをするためのプロセスになります。一連の流れをやっていますと、静かな教室(ときおり何かの話題で盛り上がってうるさくなったりしますが)の中にお湯のたぎる音が静かに響き、湯気が生きているかのように上昇していく様にうっとりする時があります。

しかし、天敵が!






正座です。


こればっかりは、勝てないのです。たらーっ(汗)たらーっ(汗)

茶道をはじめて5年、最初に比べると耐久時間はかなりあがってきました。それでも体調や気温などによって辛くなったりします。お恥ずかしい話ですが、濃茶のときは長いので、最後のほうでは焦ってきます。足が持つかどうかと・・・・。建水を持って下がろうとするときに、動けないことがあります。先生に「申し訳ございませんが、お時間をください・・・」とお願いして、足が復活するまで待ちます。お道具を壊したり、すべって骨折などをしないように注意しています(正座で立ち上がりに失敗し、骨折する人がけっこういるそうです)。

極上時間 vs 正座。

これは日本のあらゆる「道」にはつきものですよね。体重が少し増えたのも原因だったのですが、これからも正座は鍛えていきたいと思います。


しかし、不思議な話があります。

お茶会などの本番で、自分が点てるとき、不思議としびれません。

これは緊張と没頭がもたらすのかもしれません。
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 21:47 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
 こちら関西も寒くなってまいりました。
歳も押し迫って歳末の雰囲気です。今度私の勤務する学校で三年生の送別茶会を開きます。
 いろいろな趣向を考えておりますが、果たしてどうなりますことやら、楽しみなうちにも少し心配をしております。
Posted by 雲や at 2005年12月10日 11:22
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