2006年02月05日

長板のお稽古と筒茶碗

茶疾風です。
昨日は1ヶ月ぶりのお稽古日でした。というのも、先月の大雪の日がお稽古日だったので、延期になったのです。その日の朝に先生から連絡がはいって中止を知ったのですが、お一人だけ連絡がつかず、大雪の中を歩いて向かったのだそうです。

さて、お初釜から初めてのお稽古日だったので、せっかくだからと、「炭台」での炭点前の練習を、「長板」が出ている状態でさせていただきました。また、この季節に使う「筒茶碗」を使った薄茶点前を行いました。


お仲間が炭点前を初体験

お教室には、ボクのほかに男性がもう一人います。その方はボクより数年遅く習い始めていますが、昨日初めて炭点前をやってみることになりました。初めてなのに、いつもより難しい「炭台」でのお点前となりました。炭台は、お初釜で行う豪華な炭点前です。

この方はわりと控えめなのですが、いつも他の方の作法を見ていたからか、初体験とは思えないようなお点前をされました。みんなびっくりしました。炉に残っている炭を少し前方に寄せ、胴炭から順に配置していく様もすばらしかったです。やはり「濡れ灰」を撒くのはうまくいきませんでした。ボクも濡れ灰を撒くのは苦手です。これって何回やっても完璧にはできないんですよね。

濡れ灰は、炉に残った灰で作るものです。その名の通り、灰を濡らして水分を含ませたものです。これを炉に巻きますと、水分が上昇気流となって火が効率よく釜にあたる、という非常に合理的なやり方であります。

動作が大きい長板でのお濃茶

その後は別の方がお濃茶点前です。この時期に長板を使っているときは、「杓立て」の中に柄杓と火箸が入っています。長板の上には蓋置きが入った「建水」が乗っています。「すわり火箸、たち火箸」という覚え方があるのですが、道具が揃って座ったら火箸を杓立てから左端へ置き、最後に片付けで立ち去るときに左端から杓立てに戻します。だから「すわり火箸、たち火箸」というわけです。茶道にはこういう「覚え方」があって面白いです。熟練のみなさんは何気なくしか「コツ」を発してくれませんので、しっかり聞いてメモメモ。ちなみに、水指は「手桶の水指」でした。

濃茶の場合、釜のお湯が覚めないように、濃茶を立てたらいったん道具を戻します。これを「中じまい」といいます。杓立てがある場合は、ここに柄杓を戻しますので、体がかなり捻じ曲がります。ボクは体が堅く、最近の運動不足もあって「ぐぎぃ」とかなりかねませんが、女性はすんなりされていました。

いつ飲んでも、お濃茶は最高ですね!

ちなみに、男性から男性にお濃茶を回すときは、独特のやり方でやります。言葉では説明し辛いのですが、「男性Aが両手で服紗ごと茶碗を持って、男性Bが両手で受け取る」という感じです。男性から女性になるときは、普通のやり方です。女性から男性も、普通のやり方です。

茶巾を使い、かつ持ち方も独特な筒茶碗

今回は、ボクはお薄を立てさせていただきました。筒茶碗は、普通のお茶碗と比べると小さく、筒状になっています。普段煎茶を飲む茶碗とそんなに変わらない大きさです。おすし屋さんの大きめの茶碗をイメージしていただければいいかと思います。そんなわけですから、お茶を点てたり清めたりするのは独特の方法をとらなければなりません。飲み口に触れないように、横を持つか、「半月」の状態で上から見ると右半分を持つような感じをとります。また、茶筅とうじや茶筅ゆすぎをやる場合は、若干傾けて行います。

もうひとつ、セッティングする茶巾にも特徴があります。
いつもは、水屋で綺麗にたたんだ状態でお茶碗にいれておきます。筒茶碗の場合は、水を絞ったままの状態、ねじれた状態のまま持ってきます。これを、炉の前で開き、建水の上でさらに水を絞ります。お茶碗の底を拭く時は、普通「ゆ、の字を書くように」と言われます。筒茶碗の場合狭くて拭きにくいので人差し指と中指を使って拭きます。飲み口を拭く時は、そこからくねっっと外側に出してやります。

って、文字で書いても全然伝わらないですよね(汗)。

あとで絵を書いてみます。


いやぁ楽しかったです。


夜は妻と焼肉を食べに行きました。焼肉はあまり食べないのですが、久々のお肉はなかなかおいしかったです。でもサムゲタンも最高でしたよ。

それでは、残りの休日を楽しむことにします。



posted by 茶疾風(cha-hayate) at 15:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
楽しくお稽古の様子読ませて頂きました。

私のお稽古もほぼ同様の事でございます。
一月中は紹鴎棚、長板、流し点(筒茶碗、絞り茶巾)
二月で向こう切逆勝手のお点前
などです。

最後の夫婦で焼肉がよかったですね。
Posted by 雲や at 2006年02月06日 21:05
雲やさん

いらっしゃいませ〜♪

季節ごとのお点前に、必ず意味がある。

そういった茶道の合理性と科学にいつも感動しています。

ボクら若手は結構「質問魔」なのですが、先生はひとつひとつ丁寧に教えてくださいます。

次のお稽古は来週です。それまで自習します。

雲やさん、今日から(あと10分ですが)NHK教育で、表千家茶道ですよ!

ビデオとらなきゃ。

ではまたきてください〜。
Posted by 茶疾風 at 2006年02月06日 21:48
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