2005年08月29日

炭点前・・・男性がはまる炭の奥深さ

男子のお点前、珍しいとよく言われます。茶道は男性こそやるべきだと思っています。僕は思いがけず5年前から少しづつ茶道のお稽古をさせていただいております。千利休、そしてそれより前の人々からつながる日本の文化に触れることは、日本人として大変興奮します。


僕がお世話になっている茶道教室は、先生のご自宅で行われます。先生はカルチャーセンターや他のお教室でも教えていらっしゃる大変多忙な方で、隔週の土曜日に、僕ら若者に教えてくださいます。


ゴールデンウィークがあったり、先生がちょっと休憩されたいということで、約1ヶ月ぶりのお稽古でした。

4月は炉でしたが、5月は風炉に変わります。毎年のことですが、炉のお点前から風炉のお点前に頭を切り替える、これがこの時期にやらねばならないことです。

たまーにですが、いつもは4人の土曜日の教室で、僕だけという、マンツーマン指導をしていただく機会があります。

数ヶ月前に訪れたチャンスの日。その日は炭についていろいろ学びました。マンツーマンというのは大変貴重なことです。いつもは「今日はAさんは炭点前、Bさんはお濃茶、Cさんはお薄をやりましょうか」というふうに役割分担して学ぶのです。それが全部自分だけがやらせていただける、これはうれしいですね。

その反面、準備を先生と僕の2人だけで行うため、やはり大変でした。

ここ1年くらいは、炭点前を集中的に勉強しています。

最近読んだ「茶の湯の科学入門」にも書いてありましたが、茶道というのは大変合理的であり、かつ季節を重んじ、さらにその状況ひとつひとつを考慮するというとても深いものです。

炭のときにまく「濡れ灰」が、上昇気流を発生させて火がよくおこる、というのを実感します。

炭点前は、女性よりも男性のほうが夢中になると思います。

茶の湯の科学入門
4473019276堀内 国彦


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炭は、お道具屋から買ってきたのをのこぎりで切るそうです。綺麗に洗って陰干しして乾燥させたりという作業があるそうですが、炭の金属音、僕は好きです。

丸ぎっちょ3本、
割ぎっちょ4本(2本づつ重ねて)、
管炭2本、
割り管炭1本、
胴炭1本、
添炭2本、
の合計13本を、炭取に綺麗に並べました。

添炭は、管炭を切って作るそうです。
割ぎっちょを並べるときは、下辺が広いほうが根にちかいので、そちらを下にします。

白い枝炭を2本、香合、羽根、環をセットして完了です。炭点前をしました。

炉の炭点前に比べると、風炉の炭点前は手順が少ないのです。

そのあと、濃茶、薄茶をたてさせていただきました。



僕の先生は、「とにかく実践、とにかく楽しみなさい」というのをいつもおっしゃっています。そのため、体験が増えていってとても充実しています。実践だけではなく、茶道に関する幅広い知識を教えてくださいます。いつもみんなで尊敬し、感謝しています。


今では、なんともなく楽しく過ごせますが、最初の2年くらいは「正座の痛み」に苦しみました。10分も座ると辛くなってくるんです。人間はなれるもので、今では1時間正座していてもすこし痛いくらいです。慣れだけでなく、足を動かしたり体重を移動させたり、そういったことをなんとなくやっているのでしょう。

「復活力」が格段に上昇しました。しびれても、数分たてば、元の足。

正座については、また別の機会に書いて見たいと思います。

正座を克服すると、茶道がより楽しくなります。また、正座自体も気持ちが良くなります。

茶道に関する今後の予定記事:
●正座を克服する
●茶道から日本を学ぶ
●茶道で旅行が楽しくなる理由
●老若男女ひとつになる
●戦国武将と茶道
●茶道をビジネスに生かす
●流派
●茶道ビギナー対談

posted by 茶疾風(cha-hayate) at 20:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶を研究する
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