あなたは、毎日の生活の中で、「正座すること」がどれくらいありますか?
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・おそらく、ほとんどないと思います。
まず、「和室があるかどうか」ですね。茶道を始めた2年間は、ワンルームの洋室に住んでいました。つまり、自宅では正座はほとんどしないわけです。お稽古のとき、はじめて数分で足がいたくなってしまいました。
お師匠は「足を崩していいですよ」とおっしゃいますが、そのまま言葉どおりにとってすぐに崩すわけにはいきませんよ、弟子として。だから、ギリギリまで頑張って、もうだめだ、と思ったときに崩させていただくわけです。
自分がお点前を立てているときはまだましです。いろいろと動作がありますので、足を動かすことができます。それでも、最後に建水(使い終わった水が入った道具)を持って去ろうとするとき、足は言うことをききません・・・。
でも、ここで焦って歩こうとすると、「骨折する」「大事な、高価な道具を壊す」「お湯につっこんでやけどをする」といった、事故がおきてしまいます。茶道で骨折する人がいると聞いたことがあります。スキーとかサッカーとかを習っているならまだしも、茶道で怪我をしたくはないですよね。
男性なら誰でも足がしびれる、すぐにいたくなるわけではありません。
体重の軽い人、正座になれている人(格闘技、書道などをやっていた人)は、スムーズにお稽古しています。
習い始めて数ヶ月は、正座との戦いでした。本当に辛かったのです。みじめになりますし、お稽古のあとの疲労感は、「旅行で1日中歩き回ったときのだるさ」に匹敵します。
悩みました。
いろいろ対処法を教わりましたが、どれもうまくいきません。
正座用の椅子もあります。それもつかいましたが、合いません。
そんなどーしょもない状況に陥った時、「正座倶楽部」というウェブサイトを発見しました。
(つづく・・・)
正座倶楽部
私は、正座の苦手な坊主です。私も正座の時は、歯を食いしばっていました。
茶疾風さんの足の痛み、本当によくわかります。茶疾風さんは袴をつけますか。もし、行灯(あんどん)袴をつけることができるのなら、足の痛くならない正座帯を送ります。高価なものではないので、無料で差し上げます。ですから、お茶も、このブログもやめないでください。どうぞご連絡ください。ホームページを持っていないので、うちの本山のアドレスを入れます。