2008年10月03日

コンセプト変更・・・おひとりさま茶道人を支援します

このブログの当初のコンセプトは、「茶道を学ぶビジネスマンのお稽古日誌」でした。少し思うところがあり、軌道修正したいと思います。

茶道のお稽古を続けて9年が経ちました。1か月に2〜3回程度しか教室に行けないため、なかなか上達しませんが、この9年でいろいろと勉強し、また茶道というものを観察することができました。

茶道を学ぶと、日本の文化を学ぶことができる。
和の心を知り、自分の躾(しつけ)になる。
作法を通じて、マナーを身につけることができる。

と、一般には思うかもしれません。実際には、そのとおりであり、「そうでない場合もある」ということを感じました。


お茶会のとき、正客や末客を避けるために大騒ぎをする人がいる・・・
お稽古に来ているのに、おしゃべりしかしない人がいる・・・
生徒同士の不仲によって、場が暗くなる・・・
先生に質問ばかりして、お稽古の流れをとめる人がいる・・・
高いお金を出してお茶会に行ったのに、先方の都合で席に入れず・・・
先生と生徒がトラブルになり場が荒れる・・・

こんなシーンを見るにつけ、なんだかいたたまれなくなりました。

30代半ばのビジネスマンとしては、本当は語学学習やビジネススクール、サイドビジネスの企画・実施などに注力したほうがいい。それでも茶道に通って、半日、あるいは丸1日を費やしていいのか。時々、こんなことを思ってしまいます。

前にも、こんな文章を書いた記憶が・・・

それでも、

すばらしいお茶会に参加できたり、
お茶会でお点前をさせていただいたり、
お初釜など季節ごとの楽しみがあったりと、

茶道の素晴らしさも感じています。



でも、


本当に感動したのは、京都で野点のお茶会をした時です。
京都の知人が、鴨川でお茶を飲みたいという私の思いをうけとめ、企画してくれました。その時、私は茶道を習っているので、茶道のルール通りに進めようとしていました。他の参加者は、茶道をやったことがない人たちでした。企画した知人は、「好きなように点ててみて。おいしくいただきましょう」と参加者を促し、みんな楽しそうにお茶を点てる。夕暮れの風に吹かれて、参加者が用意したお菓子と抹茶をいただく。

ああなんてすばらしい時間なんだろう。日本人でよかった。

そう思いました。

茶道を、誰かに教えるわけでないのなら、

ひとりで道具を揃えて楽しんだっていいんじゃないか。

それは茶道と呼べるものではないかもしれないが、
抹茶を点てていただく楽しさ、その原点に戻りたいと思います。

茶道に興味を持って、検索エンジンからこのブログにきたあなたが、明日にでも茶筅を回して点てている。そんなシーンを目標に、記事を書いていきましょう。



posted by 茶疾風(cha-hayate) at 23:02 | TrackBack(0) | 茶男子コンセプト

2005年08月29日

想定ニーズから導くコンテンツ案

前回書いたニーズを元にコンテンツを考えてみました。

茶道をはじめる

茶道を勉強する

茶道を研究する

茶道を広める

茶道ブログをはじめる

茶道をビジネスに生かす



これに、メールフォームやメーリングリスト、メールマガジンなどの機能をつけていきたいと思います。

「茶道をビジネスに生かす」というテーマは、ぜひ深めていきたいと思っています。なぜなら、過去に日本人はそうしてきたからです。明治以降の財閥の名士たちも、茶道に夢中になっていたといいます。

デジタル社会と自然社会が融合し、かつての中世の時代の考え方が戻ってくる時代が到来するといわれています。茶道も四季折々の自然や人間関係、知識体系などなど大変強固なシステムをもっていますので、面白いことができると思っています。
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 23:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | 茶男子コンセプト

男性が茶道をやるときのニーズ

改めて、このブログを始めようと思ったきっかけを元に、男性向け茶道情報ブログの想定ニーズを考えてみます。


  1. 茶道に興味はあるが、どうやって習ったらいいかわからない


    • 教室情報(カルチャーセンター、教室、体験教室等)


  2. 茶道を始めたが、どうやって補習したらいいかわからない


    • →メディア情報(書籍・雑誌・DVD・VTR等)


  3. 先生に聞けないことを質問したい


    • →情報収集代行・情報収集支援・情報共有


  4. 同じことで悩む人と交流したい


    • →コミュニティ提供(メーリングリスト、なんちゃってお茶会等)


  5. 道具をそろえてみたいが、お金がない


    • →道具情報(道具店、練習時の代用品等)


  6. 茶道の美と歴史について学びたい


    • →アート情報(美術館、展示会等)


  7. とにかくまだ何もわからないので、体験したい


    • →ビギナー相談




こんなところでしょうか。

posted by 茶疾風(cha-hayate) at 22:52 | Comment(4) | TrackBack(0) | 茶男子コンセプト
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