2012年07月25日

歳時記を知ればもっと茶道練習が楽しくなる!

和の暮らしが楽しい!おうち歳時記―毎日をハッピーに楽しく暮らすアイデアがいっぱい!
和の暮らしが楽しい!おうち歳時記―毎日をハッピーに楽しく暮らすアイデアがいっぱい!

茶道を習うと、歳時記に合わせた展開になっていることがわかります。でもなかなか歳時記って知らないし勉強する機会がない。そんなあなたにおすすめなのが、歳時記本です。

夏のお稽古は暑いですね!クーラーが入った部屋でお稽古している方、そうじゃない方いろいろいらっしゃると思いますが、それでも茶道には涼しさの工夫がたくさんあるようです。また、この時期のお茶会は朝茶事といって午前中に済ませるものもありますね。朝茶事もとても楽しい茶道のイベントのひとつですね。

おうちで楽しむ にほんの行事
おうちで楽しむ にほんの行事

日本の行事をなんとなくでも知っておけば、面白い毎日になりますね〜!

posted by 茶疾風(cha-hayate) at 01:47 | お茶を研究する

2010年05月03日

へうげもの 古田織部伝―数寄の天下を獲った武将

茶道と戦国武将、侍の関係は、非常に深いものがあります。侍であり茶道にも熱中した古田織部の世界が堪能できる本です。

へうげもの 古田織部伝―数寄の天下を獲った武将
へうげもの 古田織部伝―数寄の天下を獲った武将
矢部 誠一郎

関連商品
千利休より古田織部へ
へうげもの(10) (モーニング KC)
天下を魅了した数奇者
古田織部の世界
へうげもの(5) (モーニング KC)
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posted by 茶疾風(cha-hayate) at 17:54 | お茶を研究する

2010年02月05日

「新版 茶道大辞典」・・・茶道の基本書が新しくなって登場!!

茶道教室の本棚にはきっと1冊はあるロングセラー『原色茶道大辞典』が現代版に生まれ変わって登場です!カラー図版が豊富ですから、茶道をご自宅で勉強したり、茶道に文化的に興味を持っている方の知的好奇心を刺激する一冊になるでしょう。

茶道教室で、先生になかなか質問できないというあなたも、これでじっくりと茶道について確認することができるでしょう。おそらく茶道関係者がこぞって購入しようとしますから、お早めに入手されることをお勧めします。

新版 茶道大辞典
新版 茶道大辞典

《本書の特色》
1総項目数は同種の辞典最多の12500項目。
2重要項目には、多くの図版を使った特集ページを新設。
3近現代の茶人・禅僧・茶道研究者など人名項目を大増補。
4新発見の資料や茶道関連の出版物など最新情報を反映。
5近年注目される茶湯絵画資料も図版を掲げて多数項目化。
6有名な茶会や茶道具の多い美術館など案内型項目も充実。
7見つけやすい大きな見出しに、三段組の読みやすい構成。
81200点を超えるカラー図版で見ても楽しめる内容。
9本編と、それを補完する別巻(茶道備要と索引)との2冊セット。

【本編】
詳細な解説文章と1200点を超えるカラー図版で紹介します。
・項目は小項目・五十音順の表記。
・探しやすい大きな見出しを採用。
・右ページ端に50音のインデックス付き。
・カラー図版は解説のすぐ近くで紹介。
・解説・年号は和年号を用い、西暦年号を付記。
・人名・花名の重要項目には図版を駆使した特集を設ける。

【別巻(茶道備要・索引)の内容】
茶道備要は、700点のイラストで補足的な資料をわかりやすく解説します。
索引は、全項目索引に加えて、人名索引・茶道具別索引・茶花索引など多目的な検索に対応しています。(巨大オンライン書店:アマゾンドットコムより)

posted by 茶疾風(cha-hayate) at 22:21 | TrackBack(0) | お茶を研究する

2009年11月22日

茶道の英知が詰まった「決定版お茶の心 茶道具 」

現在入手困難となっている同シリーズ『決定版お茶の心』シリーズが、復活です。ものすごいビジュアル、信じられないくらいの茶道プロフェッショナルが集合した解説がすごいです。

茶道の先生が、茶道全般について詳しいのは、ご自身のご経験と修行、生徒のために下調べ、ご自身の探究心などがありますが、茶道情報はインターネットにはありません。やはりこのような茶道辞典ともいえるすばらしき文献が頼りです。茶道の先生のお宅には、貴重な茶道文献の書棚が、だいたいあるものです。

おひとりさま茶道人のあなたも、このような文献が自宅にあれば、ナレッジはどんどん深まることでしょう。

改装版 決定版お茶の心 茶道具 (クロス張箔押し/ケース入り) (決定版お茶の心 改装版)
改装版 決定版お茶の心 茶道具 (クロス張箔押し/ケース入り) (決定版お茶の心 改装版)





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タグ:茶道の本
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 13:56 | TrackBack(0) | お茶を研究する

2009年11月04日

茶道関係ミュージアム情報!茶道人の皆さん、京都に行ったらここをめぐろう

いつも拝見している「京都で遊ぼう〜京都地域の美術展、展覧会、アート系情報ポータルサイト〜」に、茶道関係ミュージアムの特集ページがありました!とても便利なのでぜひチェックしてみてください。

ただし、茶道関係ミュージアムは長い休館期間がある場合があるので要注意です。私も京都旅行中にふらっと行って、休館中だったことが何度もありますっ

茶道資料館(裏千家運営の茶道美術館)、樂美術館(千家十職の樂家の美術館)、大西清右衛門美術館(千家十職の大西家の美術館)、北村美術館(昭和の数寄者、北村謹次郎氏による茶道具のコレクションを公開している茶道関係の美術館)、細見美術館(美術館だけど、3階にお茶室あり)が紹介されていました。

私のお気に入りの樂美術館は、小さめだけど樂茶碗の歴史と実物をじっくりと勉強できていい空間です。また、岡崎にある細見美術館は、ビルの3階(とってもマンションの3階よりも高い感じの構造)には、お茶室があっていい感じなのです。いつもここで、正座してお茶とお菓子をいただくのが好きです。

「お茶を勉強しにいく京都」って、普通の観光よりもグッときますよ〜お勧めです!

京都で遊ぼう ミュージアム×「茶道」ページ
http://www.kyotodeasobo.com/art/theme/tea_museum/
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 21:43 | TrackBack(0) | お茶を研究する

2009年05月31日

七事式(表千家流)とは

茶道の歴史の本を、一冊でもいいから読んでみてください。その奥深さと先人たちの知恵と苦労のおかげで、今、私たちが茶の湯を楽しむことができるのだ、ということを知ります。大変感動します。「系譜」も面白いです。誰からどんな風に広がって、今があるのか。三千家が有名ですが、それ以外にもたくさんの流派があります。千利休と同時期からあった流派もあれば、千利休の孫から広がった流派もありと。奥が深いです。

歴史の中での、増え続ける門弟に対処するために構築された「家元制度」というシステムに加え、効果的に教えるための「七事式」という研修システムも興味深いです。


茶道の千家で修練のために制定された七つの式法。花月・且座(さざ)・茶かぶき・員茶(かずちゃ)・廻り炭・廻り花・一二三(いちにさん)をいう。

[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]


表千家七代如心斎、裏千家八代又玄斎、如心斎の高弟、江戸千家初代川上不白などによって、大勢の門弟に対処するための新たな稽古方法として、七事式が考案された。(wikipedia)


七事式には、

花月式(かげつ)
且座式(さざ)
回り花(まわりばな)
回り炭(まわりずみ)
茶カブキ(ちゃかぶき)
一二三(いちにさん)
数茶式(かずちゃ)

の7種類があります。練習するには、人数が必要なので、
ひとりでは難しいのですが、お固い印象の茶道にも、遊び
の要素があることがわかります。

私が何度か経験した「茶カブキ」は、お茶を当てるゲーム
のようなものです。これをすこし崩してやってみたら、
初めて会った人たち同士でも仲良くなれそうな、そんな
感じの構成になっています。

詳しくは、下記テキストを参照願います。


七事式(表千家流)花月 (茶の湯の修練 1)
七事式(表千家流)花月 (茶の湯の修練 1)




七事式(表千家流) 且坐(さざ) ―茶の湯の修練 2
七事式(表千家流) 且坐(さざ) ―茶の湯の修練 2




七事式(表千家流) 廻り炭 廻り花 花寄せ (茶の湯の修練 3)
七事式(表千家流) 廻り炭 廻り花 花寄せ (茶の湯の修練 3)




茶道の基礎はDVDでばっちりいきましょう。
DVDではじめる茶道入門(DVD付)
DVDではじめる茶道入門(DVD付)北見 宗幸

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DVDで覚える茶の湯―お茶のお稽古入門書 はじめての茶の湯―茶道の基本がよくわかる (和のお稽古BOOK) DVDでやさしくわかるお茶のお稽古―きちんと覚えたい茶事の基本 お茶のお稽古 茶道入門―すべての所作がやさしくわかる 裏千家茶道文化検定公式テキスト 3級・4級用―茶の湯がわかる本


posted by 茶疾風(cha-hayate) at 15:08 | TrackBack(1) | お茶を研究する

2009年02月04日

茶道DVD・茶道本

ふと気になって、このブログ経由でアマゾンから茶道DVDを入手された「おひとりさま茶道人」はどれくらいいるのかな、と思ってみました。

こんな感じでした。流派を問わず、DVDで学ばれる方が多いのかもしれません。あとはおけいこの基礎、着物関連、茶道雑学も手に入れているようです。

このブログ経由でアマゾンで売れた茶道DVD・茶道本

NHK趣味悠々茶の湯をたのしむ 表千家 DVDセット
NHK趣味悠々茶の湯をたのしむ 表千家 DVDセット

京都表千家 茶の湯歳時記 [DVD]
京都表千家 茶の湯歳時記 [DVD]

市田ひろみのDVD着つけ個人レッスン ひとりでできる! 着つけと帯 (講談社の実用BOOK)
市田ひろみのDVD着つけ個人レッスン ひとりでできる! 着つけと帯 (講談社の実用BOOK)

NHK趣味悠々 茶の湯をたのしむ 表千家 第一巻 薄茶のけいこ [VHS]

NHK趣味悠々 茶の湯をたのしむ 表千家 第二巻 濃茶のけいこ [VHS]

京に楽しむ夏の茶―表千家千宗左 (NHK趣味悠々 茶の湯)

おのれを磨く日々のけいこ (お茶のおけいこ)
おのれを磨く日々のけいこ (お茶のおけいこ)

はじめて学ぶ水屋仕事 (お茶のおけいこ)
はじめて学ぶ水屋仕事 (お茶のおけいこ)

はじめて学ぶ客のマナー (お茶のおけいこ)
はじめて学ぶ客のマナー (お茶のおけいこ)

クイズ茶人の常識100 教養編
クイズ茶人の常識100 教養編

一人で着るデイリー着物―基本の着付けと帯結び (別冊NHKおしゃれ工房)
一人で着るデイリー着物―基本の着付けと帯結び (別冊NHKおしゃれ工房)

入門 裏千家のお茶に親しむ 薄茶編
入門 裏千家のお茶に親しむ 薄茶編

初歩の茶道 割稽古 裏千家茶道教科 点前編(1)
初歩の茶道 割稽古      裏千家茶道教科 点前編(1)

千利休―無言の前衛 (岩波新書)
千利休―無言の前衛 (岩波新書)

図解 「茶の湯」入門
図解 「茶の湯」入門

基本のけいこ―表千家流 (お茶のおけいこ)
基本のけいこ―表千家流 (お茶のおけいこ)

炉の点前 表千家流 (お茶のおけいこ)
炉の点前 表千家流 (お茶のおけいこ)

立礼と茶箱を愉しむ(表千家流) (お茶のおけいこ)
立礼と茶箱を愉しむ(表千家流) (お茶のおけいこ)

茶の湯の科学入門
茶の湯の科学入門

茶人の逸話

茶席のきもの入門 (お茶のおけいこ)
茶席のきもの入門 (お茶のおけいこ)

裏千家茶道 水屋仕事の心得 (お茶のおけいこ)
裏千家茶道  水屋仕事の心得 (お茶のおけいこ)

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2008年10月04日

おひとり様茶道人に必要なプロセス考(ドラフト)

はじめの一歩を踏み出すアイデアは以下の通り。

●環境重視コース
→京都に旅行する。抹茶を500円くらいでいただける観光スポットが
ある。京都には茶道関連施設が多いので、茶道をテーマにまわってみるとよい。特に宇治にはお茶のお店はもちろん、宇治川沿いに気軽に入れる茶室あり。
→日本各地の著名な庭園で飲んでみる。金沢の兼六園にも茶室あり。広間で薄茶がいただける。

※ただし、場所によっては点てる人がかならずしも茶道のプロというわけではないのでたまにハズレがある。

●リッチコース
茶道に詳しい知人を誘って茶懐石コースを体験してみる。
→正式な茶会に近い流れを体験できる。ただし結構なお値段。20000円〜

茶道を習っている知人に、お茶会があったら誘ってもらうように頼んでおく。大人数のお茶会は薄茶(1人用)、お弁当、濃茶(数名で回し飲み)で5000円〜くらい。

●リーズナブルコース
→茶道のDVDを買って概要を把握してみる。NHKの「趣味悠々」のものがわかりやすくてオススメ。
裏千家は教材が豊富で
DVDも結構ある。
3000円〜
クリック!お勧め茶道DVD!

→地域の催しで茶道に触れる機会を探す。調べると地元の茶道の人が点てる催しがある。行政発行の新聞やウェブサイトをチェック。
1000円以内
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 21:34 | TrackBack(0) | お茶を研究する

2008年09月23日

茶碗を学ぶには

お茶人のための茶碗百科大図鑑

お茶をいただいたあと、茶碗などの拝見というプロセスに入ります。ここで、茶碗の景色をいろいろとお話して、「●●がいいですね。これは■■ですか」という言葉がでてきます。●●とは茶碗の部位を、■■には焼き物の種類を入れます。この知識があるのとないのとでは、名品を味わったり知的好奇心を満足させたりすることに大きな差がでます。

どうしてもお点前の流れを学ぶことに集中しがちですが、茶道ナレッジも勉強したいですね。寝る前が効果的。

posted by 茶疾風(cha-hayate) at 09:24 | TrackBack(0) | お茶を研究する

茶花を学ぶには


お茶人のための 茶花の野草大図鑑 改訂普及版

お稽古、お茶会でさりげなく飾られた茶花。和の名前がついていてとても風流です。しかし、茶花と名前を一致させるのは、相当の勉強が必要ですね。そんなとき、一冊は置いておきたい資料です。


タグ:茶花
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 09:21 | TrackBack(0) | お茶を研究する

2008年06月22日

茶道のお点前 中級以上の方法は、ネットでは見つからない

このブログには、「茶通箱」や「唐物」といった、中級以上のお点前の情報を探している方が検索エンジン経由でやってきます。

しかしなが、具体的なやり方は、おそらくネットでは見つからないと思います。(もちろん、このブログでもやり方を書くことはできません)

見つかったとしても、「今日は茶通箱のお点前をやった」「唐物の手の動きが難しい」などなど、体験ベースの情報だけです。

やはり、文献で書かれていないかチェックしたり、先輩に聞いてみたり、自分の番になったらひとつひとつを習得していく以外ないのかもしれません。

ネットでは、「どこにその情報があるか」はわかりますが、ズバリその情報にたどり着くのは難しいのですね。


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posted by 茶疾風(cha-hayate) at 17:41 | TrackBack(0) | お茶を研究する

2008年05月10日

茶道は、質問よりも観察とヒアリング。

茶道のお稽古では、

あまり先生や上級者に質問をしすぎないほうがいい。


と言われています。「質問してはならない」というのが本当らしいです。

・・・つづきを読む
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 21:06 | TrackBack(0) | お茶を研究する

2008年04月29日

ゴールデンウィーク、とにかく自分で茶道をやってみる、というご提案

もしあなたが表千家流を始める、あるいは続けているなら、もっていたほうがいい書籍を紹介しましょう。「表千家茶道十二か月」です。


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posted by 茶疾風(cha-hayate) at 10:50 | TrackBack(1) | お茶を研究する

2008年04月22日

茶道学習にも使える「脳を活かす勉強法」

どうやって効率的に、茶道のお点前を覚えるか。




・・・つづきを読む
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 22:27 | TrackBack(0) | お茶を研究する

2008年02月11日

点てる人によって味が変わる、お茶

おいしいお茶をお客様に飲んでいただく条件、これは様々な要素があります。
季節、時間、お湯の温度、場の雰囲気など、若輩者の私には当然つかみきれておりません。

お稽古中の話に限定すれば、やはり先生のお茶は、他の生徒さん(私も含めて)よりも、格段においしい。あたりまえですが、これはものすごい差がでます。同じお茶、同じお摘めのはずなのに、味が全く違います。

お稽古中は生徒さんが指導を受けながら点てる。そのお茶を、また生徒さんがいただく。この流れがほとんどなので(私が通っている教室の場合)、先生のお点前を拝見するのは、お茶会の時やお茶会の前の練習のとき、先生のお宅でのお初釜やその他のお祝いの茶事(先生のお祝い、生徒さんがお免状をいただいたときのお祝いなど)、朝茶事などのときに限定されます。

先日も、お初釜で先生の点てたお濃茶をいただく機会に恵まれ、とてもおいしくいただくことができました。お手前は流れていて、静かで、あせらない。無駄がない。普段は元気でおしゃべりな先生が、お茶を点てるときは「別モード」になる。達人の人は、どの分野であれこの「モードチェンジ」がすごいです。

私は、お稽古は月に2回ほどなので、「えーと、これはこうで・・」と過去の記憶を検索しながらお点前をする。よって流れません。


お茶を茶入れからすくうとき、
お茶碗に入れるとき、
お茶碗で軽く裁くとき、
お湯をそそぐとき、
茶筅をまわすとき、
お湯を追加するとき、
茶筅をまわすとき、
静かに茶筅を引くとき、
相手に差し出すとき。

それぞれに、このヒントは隠されています。

分断されたお点前(デジタル)が、流れる一本の線になる(アナログ)。

このデジタルとアナログの融合が、茶道の面白さです。

posted by 茶疾風(cha-hayate) at 20:49 | TrackBack(0) | お茶を研究する

2007年09月09日

ウィキペディア茶道関連ページ

うーん便利だ。

ウィキペディアの茶道関連ページはまとまっていて勉強になる。

posted by 茶疾風(cha-hayate) at 16:44 | TrackBack(1) | お茶を研究する

2007年08月28日

茶道関連ニュースウォッチ

茶道関連ニュースをウォッチ。

小学生21人茶道学ぶ さいたま市伝統文化体験ツアー(埼玉新聞 2007/08/25)
http://www.saitama-np.co.jp/news08/25/11l.html

茶道界に“小さな茶人” 福井の本田君兄弟がお点前披露(中日新聞
 2007/08/28)
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20070828/CK2007082802044329.html



※リンクは期限切れになる可能性があります。ご了承ください。
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 23:51 | TrackBack(0) | お茶を研究する

2007年08月19日

茶道におけるコード化、スキーマ化

昨日は茶道のお稽古でした。先生のご都合で教室が整理され、今まで他の曜日で受講していた生徒さんといっしょになっています。皆さん非常に向上心が強く、正直置いていかれています(笑)。いろんなことを先生に質問するので、こちらは聞いているだけで参考になります。

「上達の法則」という本では、「達人は、すべての情報がコード化(テキスト化)、スキーマ化(構造化)されていて、長期記憶の中に記憶されており、必要な場合に高速で検索し、回答することができる」といった内容が書かれています。

生徒のささやかな質問から高度な質問まで、丁寧に答える先生を見ていますと、やはりコード化とスキーマ化、さらに豊富な実体験を垣間見ることができ、毎回感動しています。脳を使われているからか、お茶を毎日飲んでいるからかわかりませんが、同年齢の方よりもお元気ですばやい。

そこで、初級者(私はこの位置)から中級者、さらには上級者(講師の資格をお持ちの方はこのあたり)に上り詰めるためには、練習学習が必要なわけです。このコード化とスキーマ化を意識して学習すると、能率があがるなぁと思っていました。

しかし、そんなのは茶道の学習システムに当然あるのです。

たとえば「割り稽古」。
お稽古の初期段階に、服紗のさばき方(茶道ではお点前の途中、水屋という準備エリアの人に合図を出すために、各所で音を出します。服紗でもパンという音をたてます。あるいは道具を極める際の折り方があります)や茶筅とおし(茶筅を洗ったり、竹が折れていないか確認する作業です)だけを練習します。これは、その動きを分割して学ぶものです。

↓洗える服紗って便利です。



たとえば「お稽古中はメモをとってはならない」。
お稽古中はメモをとってはならない、というルールがあります(流派や先生によって差があるかもしれませんが)。ではどうやって覚えるかというと、ひたすら口の中あるは頭の中で唱える。そして、お稽古が一区切りしたり、終了したりした際にメモを書き出す。
これは先述の「上達の法則」では「リハーサル」という作業だと解説しています。これは短期記憶にある程度の時間とどまらせる効果があるそうです。

このようにこまかくコード化して記憶させながら、お点前の流れ、お茶事の全体の流れ、季節ごと、お客さんの数、正客の都合などなど、様々な状態に合わせた構造を記憶させてスキーマ化する。

茶道に限らず、なにかを極めている皆さんは、これが徹底しているそうです。

私は茶道以外にもチャレンジしていますが、この茶道の学習システムは参考になります。



茶道を始めた方。この本は必見です。


4569621988上達の法則―効率のよい努力を科学する (PHP新書)
岡本 浩一
PHP研究所 2002-05

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2007年08月05日

利休の茶室




日本の文化と技術が生み出した最大の木造建築が東大寺の大仏殿であるとすれば、最小の建築は利休の考えた茶室である。

(日本文化における時間と空間/加藤周一著 186P)


4000242482日本文化における時間と空間
加藤 周一
岩波書店 2007-03

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2007年08月04日

表千家歴代の家元

   利休(宗易,抛筌斎)   天正19年没 70才(1522〜1591)

2代 少庵 (宗淳)      慶長19年没 69才(1546〜1614)

3代 宗旦(元伯,咄々斎)   万治元年没 81才(1578〜1658)

4代 宗左(江岑,逢源斎)   寛文12年没 60才(1613〜1672)

5代 宗佐(随流斎,宗巴)   元禄4年没  42才(1650〜1691)

6代 宗左(覚々斎,原叟)   享保15年没 53才(1678〜1730)

7代 宗左(如心斎,天然)   寛延4年没  47才(1705〜1751)

8代 宗左(啄斎,件翁)   文化5年没  65才(1744〜1808)

9代 宗左(了々斎,好雪軒)  文政8年没  51才(1775〜1825)

10代 宗左(吸江斎,安祥軒)  万延元年没 43才(1818〜1860)

11代 宗左(碌々斎,碧雲軒)  明治43年没 74才(1837〜1910)

12代 宗左(惺斎,敬翁)     昭和12年没 75才(1863〜1937)

13代 宗左(即中斎)      昭和54年没 78才(1901〜1979)

14代 宗左(而妙斎)      (1938〜 )
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2007年01月23日

達人のお点前は流れるようだった・・・茶道のヒント

先生のお点前や、熟練者の方のお点前を見る機会は、実はそんなに多くない。お初釜は絶好のチャンス。なごやかな雰囲気の中、会話も進むお茶会にあって、数多くの生徒を抱える先生のお点前の時は、静かになる。

みんなが先生のお点前に集中する。

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2006年10月18日

男性はビジネス系資格に走る

ネットリサーチ大手、インフォプラントの自主企画調査によると、男性はビジネス系資格、スポーツ系資格をとるために習い事をしているらしい。

習い事への投資で一番多いのは「3000円/月」で、「5000円/月」が続き、1万円以上投資する人もいる。

「日本の伝統文化」を習っているかどうかの設問では、なんと男性は2.9%しかない。

この「日本の伝統文化」のジャンルには、おそらく茶道も入っていると思う。ビジネス系の資格ももちろんキャリアアップや転職などに役立つとは思うが、茶道・書道・華道、その他日本の格闘技(合気道、剣道、空手)などにも注目してもらいたいと思う。

茶道は、できれば新入社員時代から学んだほうがいい。細かい気配りや忍耐力、場の空気を読む目と鼻と耳、日本の歴史などなど、お客さんや上司その他の同僚とのコミュニケーションに大いに役立つ。

私が会社を興したら、本気で社内に茶室スペースを作り、様々なことに活用するだろう。高い道具をそろえたりしなくてもいい。「見立て」という強力なコンセプトがあるのだ。

茶道では、「濃茶」といういわゆる「回し飲み」をする。潔癖症の人には耐えられないかもしれないが、これをすることで、茶室にいる人々の「覚悟」と「一体化」が図られる。このシステムは、会社という団結力が求められる組織においても役立つに違いない。

形式にこだわるのではなく、本質を活用する。

しかも、そのときにそれなりに対応する。

それができるのは、世界でも稀なハイブリットな人種であり、クールフュージョンを実現した日本人だけである。

日本のネガティブな部分ばかり見ていると、取り残されるのでご注意を。



参考情報:
この1年間でした習い事、男性は「ビジネス資格系」29.6%、女性は「スポーツ系」28.6%。その費用は「毎月1万円以上」32.4%
http://www.info-plant.com/research/index.html

posted by 茶疾風(cha-hayate) at 21:16 | お茶を研究する

2006年09月24日

デジタルとアナログのハイブリッドが茶道であり、日本人である

昨日、お稽古に行って気づいたことがある。

デジタルとアナログのハイブリッドが茶道、ということを。


デジタル【digital】

《「ディジタル」とも》連続的な量を、段階的に区切って数字で表すこと。計器の測定値やコンピューターの計算結果を、数字で表示すること。数字表示。

大辞泉



アナログ【analogue】
「あなろぐ」を大辞林でも検索する

数値を、長さ・回転角・電流などの連続的に変化する物理量で示すこと。

大辞泉



ようは、デジタルはぶったぎること、非連続。
そして、アナログはつなげること、連続。







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2006年09月23日

茶人の逸話から学ぶ茶道



茶疾風です。

これからお稽古に行ってまいります。本格的ではなく、気楽に学んでいます。先生のコンセプトも「常に楽しむ」なので、こちらも楽しむことができます。

茶道を学ぶことは、日本の歴史を学ぶことでもあります。

昔の茶人の逸話、きっとあなたのヒントになるはずです。


茶人の逸話茶人の逸話
筒井 紘一

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2006年05月19日

アナン国連事務総長、茶道に興味津々


京都新聞の記事によりますと、来日中のアナン国連事務総長が、茶道裏千家の東京道場でお茶のもてなしをうけたそうです。以前から関心をお持ちなんだとか。茶道の精神が世界平和とつながればいいですね。


アナン総長 茶心で一服
千玄室さんお点前、裏千家東京道場
http://tinyurl.com/zahn2

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2006年05月17日

mixiに行ってみよう

茶疾風です。

更新さぼっている、わけではないのですが、いろいろ茶道関連文献を読み漁っています。みなさんも、このうちに文献を読み漁りましょう(なんでやねん)。

さてさて、みなさんソーシャル・ネットワーキング・サービス(略してSNS、といわれていますね)の「mixi」や「キヌガサ」にも、茶道コミュニティがあります。まだじっくり拝見したわけではございませんが、ためになる情報が満載のようです。もう少し調べて、こちらでも紹介させていただこうと思います。

なお、SNSには招待されないと入れません。まわりを見渡せば、SNSに入っているお友達がいると思いますので、その方から招待メールを受け取れば入れますよ(申し訳ございませんが、私からご招待することはできませんのでご了承ください)。



posted by 茶疾風(cha-hayate) at 21:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2006年05月14日

静岡新聞の「お茶関連記事」をチェック

静岡県。いわずと知れたお茶の本場です。

静岡新聞は、その県にあるメディアですから、お茶関連ニュースを数多く取材してくれています。大変参考になります。

ぜひ、チェックしてみてください。

⇒静岡新聞 お茶関連記事のページ
http://www.shizushin.com/feature/shizuoka_tea/
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 14:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2006年04月23日

利休の「侘び茶大成」に新説

茶疾風です。

曇り空の下、近所を歩き回りました。午前中から行動すると1日が充実しますね。

「googleアラート」という便利なサービス、お使いの方も多いと思います。キーワードを登録しておくと、googleがそのキーワードが入った記事(ブログやニュース)を見つけてきてくれるのです。もちろん「茶道」を登録しています。

さきほど、アラートが見つけてきてくれた日本経済新聞(日経ネット関西版)の記事で、興味深い情報を知りました。茶道を学ばれている方、日本の歴史が好きな方は「千利休」に関する諸説をご存知かと思います。利休は誰の弟子だったか、ということでは、「武野紹鴎である」という説が一般的です。ところが、「そうではない」かもしれないそうです。


続き・・・・・・・
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 15:53 | Comment(8) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2006年04月18日

釣釜と旅箪笥、動きがあって面白い

茶疾風です。

暖かい日差しの土曜日に、久しぶりにお稽古に行って参りました。

「釣釜」と「旅箪笥のお棚」を楽しませていただきました。私より数年遅く茶道を始めた、男性のお稽古仲間がお炭のお点前を特訓中なので、私はしばらくお薄のお稽古などをのんびりとさせていただいております。

お点前をするばかりでなく、人のお点前を拝見しながら、自らの流儀も確認する。

そういったこともお稽古のうちだと思っています。まして、お仲間の知識と体験が広がれば、こちらも楽しくなりますからね。

旅箪笥・釣釜の絵

釣釜は「天井から鎖をつるして、釣った釜」です。これが出てくると、「ああ、そろそろ炉も終わっちゃうのね」と感じます。茶道はすべて合理的で、理由があります。この釣釜も「できるだけ少ない炭でお湯が沸くように」ということらしいです。天井から釣ってありますので、お点前でお湯を汲むたびに、「ぶらーんぶらーん」と少し、揺れます。それを見ているお客は、ちょっと催眠術にでもかかりそうな、いい気分になってしまいます。

釣釜の炭点前を、お仲間がお点前しました。天井から釣ってあるので(ひつこくてすいません。普段のお釜と違うことを認識していただきたいので)、すでに五徳(炉の中にある、釜をかける土台です)がありません。不思議な感じです。釜を釣るために、環(釜を持ち上げたり、釣ったりするためのわっかです)もいつもより大きめです。左右両方の環の上に、さらに釣るための道具をつけて、鎖とあわせます。揺れを抑えるために、両手を使って上から「すーーーっ」と触るのが、とても優雅でした。

1年に1度しか見ないので、お稽古仲間たちも、私も、真剣にお点前を確認したのでした。

釣釜はこちらのお道具屋さんのウェブサイトで確認してみてください。
http://www.web-douguya.com/ch005/


旅箪笥のお棚。これは面白いですよ。その名の通り、旅にお茶道具を持っていくために生まれたそうです。秀吉が小田原の北条氏を攻めるときに、利休が背中に背負って赴いたそうです。戦場でお茶を点てることは結構あったそうです。風光明媚な小田原の地で、戦の間の気休めをしたのでしょうね。柄杓や蓋置、水差し、茶器などがしまえるんです。「大型版茶箱」といった感じですね。あ、箪笥か。鍵がついていまして、これを人差し指と親指ではずす(縦)、そして鍵をあけたら蓋の部分にさす(横)という細かい作業もあります。


旅箪笥のお棚について書いてあるサイトを発見しました。お棚の写真もありますよ。
●「悦子庵」さん
http://www.boya.to/~etsuko/april.html

旅箪笥に関するお稽古日記も発見。
●「和煦和煦lalala」さん
http://waku-waku.blog.ocn.ne.jp/lalala/2006/03/post_f724.html

こちらなんて、お点前の流れを紹介してくれています。
http://www.emclute.com/seminar/trad/sado/memo/tabidansu.html



追伸:
NHKの趣味悠々「茶をたしなむ」は大変楽しく拝見しました。久田宗匠と麻生さんのやりとりも、とてもやさしくてよかったですね〜。久田宗匠のように年を重ねたいと、33歳ながら思っちゃいました。麻生さんは京都が好きで96年から京都に住み、2年前から茶道を習っているそうです。ご存知ですか?作詞家で、「ユー・ガッタ・チャンス(吉川晃司。中学校のころ大好きでした。今でも聞いています。)」なんかもこの方の作品。今の和風な雰囲気からは、とても想像できません・・・。

麻生さんのサイト
http://www.keiko-aso.com/

ウェブ連載(日経)
http://www.nikkei.co.jp/weekend/cha/

ウェブ連載(カフェグローブ)
http://www.cafeglobe.com/lifestyle/kimono/index.html


続・追伸:
お道具やさんのサイトなのですが、とてもわかりやすいです。これから茶道を始められる方、茶道をお勉強中の方にお薦めです。
http://www.wanogakkou.com/life/00400_top.html

posted by 茶疾風(cha-hayate) at 22:10 | Comment(12) | TrackBack(1) | お茶を研究する

2006年03月09日

「茶をたしなむ」3月6日放送での学び

茶疾風です。

NHK教育-趣味悠々-「茶をたしなむ」3月6日の放送はご覧になりましたか?

今回は、「薄茶点前」でした。茶道では一人で飲む薄いお茶「薄茶」と、みんなで回し飲みをする「濃茶」があります。薄茶のお点前のお稽古は、すべての茶道の基本中の基本で、野球でいえば素振りやキャッチボール、サッカーでいえばリフティングやドリブルといったところでしょうか。

これをなんどもなんどもやります。最初はこれがきついのですよね。

でも、薄茶のお点前がしっかりできるようになれば、濃茶だったりお棚別のお点前だったりしても楽しくなりますよ。

ちなみに、表千家では男性のやりかたと、女性のやりかたは違います。

さて、今回も久田宗匠がすばらしいお言葉を述べられていました。

「いつのまにか終えてしまった」というお点前が一番いい。よけいなことはせず、自然な姿でお茶を点てるべし。


また、茶杓をふくときは、茶杓自体は動かさないこと、また通常3回ふきますが、お茶がまだついているときは一度建水の上で払って、またふいてもいいそうです。

さらに、「湯返し」という、お釜のお湯の中からお湯をくんで、それを少しずつ戻す作業があります。この意味は、お棚の上に飾るために、はやく乾燥させる知恵だそうです。

湯返し、なんとなくやっていましたが、納得しました。

今回も学びが多かったです。



posted by 茶疾風(cha-hayate) at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2006年02月17日

「茶をたしなむ」2月13日放送での学び

茶疾風です。

NHK教育-趣味悠々-「茶をたしなむ」第二回の放送はご覧になりましたか?

茶疾風は録画しておいて、水曜日の晩に見ました。

昨日更新しようと思っていたのですが、珍しくシーサーブログがダウンしていて作業ができませんでした。seesaaは社員数が少ないようですが、ぜひ頑張っていただきたいです。


さて、メモったことをブログでも。

つづきはこちらから。
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 12:54 | Comment(2) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2006年02月09日

「茶をたしなむ」2月6日放送での学び

茶疾風です。

NHK教育-趣味悠々-「茶をたしなむ」第一回の放送はご覧になりましたか?

茶室の湯気

茶疾風は録画しておいて、昨晩見ました。

やっぱり本で読むよりも学ぶことが多いですね!

メモったことを、ブログでも。

つづきはこちら。
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 22:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2006年01月21日

茶道とコンペイトウ


寒いです。東京では久々に雪が降っています。自転車にも6センチくらい積もっています。

さて、ボクが購読しているメールマガジン「京都こだわりどっとこむ」さんを拝見していたら、京都で金平糖を作っているお店が紹介されていました。

日本で唯一、専門店なのだそうで・・
(つづきはこちら・・・)
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 16:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2006年01月20日

小学生が茶道を習う、というアイデア

昨日、ネットで見つけた記事で、子供達が茶道を体験し、楽しんでいたといったニュースを見つけました。ちょっとその記事はなくしてしまったのですが、画像だけ保存しておいたので、それをもとに絵を描きました。
(つづきはこちら・・・・)
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 00:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2005年12月11日

美術館で学ぶ:樂美術館(京都)

みなさんこんにちは。茶疾風です。なんだか急に寒くなった東京からお送りしています。私生活ではやりたいことが多すぎて混乱しており、ビジネスでも社会人10年目の転機を迎え、なかなか心休まる時がございません。しかし、茶道のことを考えたり、茶道の勉強をしたり、お稽古したりすると、日常を忘れてとても安らげます。昨日は今年最後のお稽古だったのですが、なぜかみんな上手にお点前できていました。やっぱり茶道はいいですね。新年をむかえますと、初めて釜に火をかけるということを祝うお祝い「お初釜」が日本各地の教室で行われます。これは懐石を楽しんだり、お酒をのんだりとても楽しいイベントですね。お正月が2回来る気分を味わえてとても好きです。いまからたのしみたのしみ。お酒をのんでちょっと暗い茶室でいい気分になったころ、先生が「じゃあ若手にお点前してもらいましょうか」なんてなるんです。酔ってお濃茶のお点前をするのって、結構しんどいんです〜。



(つづきはこちら・・・・)
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 13:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2005年11月21日

茶道関連ニュース:兼六園の成巽閣

石川県の地方新聞、「北國新聞」で素敵なニュースを発見。

(つづきはこちら・・・・)
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 16:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2005年09月24日

淡交別冊『茶人と茶道具』

茶道誌、「淡交」2005年9月号別冊『茶人と茶道具〜名器をめぐる茶人群像』を読みました。

利休前から利休、利休後、そして戦前まで、茶人がこだわりを持って集めた茶道具について、わかりやすく分類されています。有名なお道具がカラー写真で一気に見れますので、とてもぜいたくな感じです。やっぱり名人の道具というのは、写真だけでも見入ってしまいます。本物を見たい!という方のために、茶道具コレクションがある美術館一覧まであります。この別冊は、茶男子にとって「買いの一冊」だと思います。

道具だけではなく、茶人もたくさん紹介されています。利休のやり方を徹底的に真似た人、利休の「人と違うことをやりなさい」という教えを自分流にアレンジした人、バラバラだった道具類を整理整頓して、自分なりに分類して辞書を作った人、名品を集めるのに飽き足らず、自分でどんどんデザインして創作した人などなど、たくさんの名人の背景を知るのはなんとも贅沢であります。

桜田門外の変で、水戸藩士のテロに遭ってこの世を去った「井伊直弼(いいなおすけ)」。
三井物産を作り上げた近代茶人「益田鈍翁(ますだどんのう)」。

などなど、意外な人が、素晴らしい実績と道具を残しています。


男の浪漫であり生きがいだった茶道と道具。


そういった歴史につながることも、茶道を体験する醍醐味であると、改めて実感した次第です。
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 09:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2005年09月11日

戦国時代の茶道:信長

戦国時代の茶道:信長

戦国時代、茶道は政治活動に使われたことが知られています。その被害者のひとりが、千利休。

今回、「論理の方法 社会科学のためのモデル(小室直樹)」を読んでいましたら、茶道に関する記載がありました。

茶道の歴史を知るうえで、参考になりますのでご紹介させていただきます。

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posted by 茶疾風(cha-hayate) at 20:58 | Comment(1) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2005年09月06日

茶道に関する疑問 茶道メディア(調査編1)

茶道関連雑誌


茶道メディア、いろいろありますが、まずは雑誌で有名なところからご紹介しましょう。

2大誌は、表千家、裏千家の機関誌ですが、茶道の研究結果などが盛り込まれており、流派を超えて参考にすることができます。男子、女子それぞれの季節ごとのお点前が詳細に記されていますし、茶会や道具展などのお知らせ、古の茶人の逸話など茶道文化が満載の書になっています。どちらも書店で購入可能です。いちどチェックしてみてはいかがですか?


茶道雑誌(表千家)

http://www.kawarashoten.jp/

淡交(裏千家)

http://tankosha.topica.ne.jp/books/tanko/index.html



なごみは、「和のあるくらしをヴィジュアルに提案」というとおり、日常における茶のくらしを写真付きで紹介してくれます。

月刊なごみ

http://tankosha.topica.ne.jp/books/nagomi/index.html


posted by 茶疾風(cha-hayate) at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2005年09月02日

茶道に関する疑問 教室のタイプ(調査編1)

『どこで茶道を習うか』はかなり難しいテーマのようです。はっきしいって、運命によって決まるといっても過言ではないようです。

自分のケースを簡単にお話しましょう。
茶男子の一番最初の記事「茶道を始めたルーツは京都にあり!」でも書いています。社会人の始めの頃、京都旅行で茶道に興味を持ちました。茶筅とお茶碗と抹茶を適当に購入して、給湯室でいいかげんにたててのんでいたのを見た先輩社員が、「ちゃんと習うなら紹介するよ」といってくれたのがきっかけでした。幸いなことに、炭でお稽古ができる教室に入ることができました。しかも、男性は初めて教えるということで、今までやっていなかった土曜日に教えていただくことになりました。

その他の学び方にはどんなスタイルがあるのでしょうか。しかも、このブログの目的は、忙しいビジネスマンの茶道に貢献することですから、そのあたりも考慮しなければなりません。

実践的なことから考えてみましょう。

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posted by 茶疾風(cha-hayate) at 23:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2005年09月01日

茶道の情報源:ウィキペディアの茶道ページ

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に、茶道のトピックスがありました。大変参考になります。
ウィキペディアの茶道ページ
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 00:14 | Comment(2) | TrackBack(1) | お茶を研究する

茶道サイト発見:大日本茶道学会

茶道を研究している学会のウェブサイトを発見しました。茶道理論は興味深いです。
大日本茶道学会
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2005年08月31日

茶道に関する疑問 お免状(調査編1)

今日、携帯電話から送った「浮かんだ疑問:茶道に関する疑問 お免状」をググってみましたところ、「ケイコとマナブ.net」で大変わかりやすい情報を入手しました。

ボクは表千家なのですが、このサイトによると、「習事に始まり、飾物、茶通箱と進んで唐物で表千家講師の資格を得る。」ということでした。ボクはまだ「習事」だけなので、ほんとビギナーってわけです。集中して、本格的にやればもっと進みますが、月に2回ではこのペースなのは仕方がないですか、トホホ・・・。

他の流派は・・・

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posted by 茶疾風(cha-hayate) at 23:45 | Comment(4) | TrackBack(1) | お茶を研究する

2005年08月29日

炭点前・・・男性がはまる炭の奥深さ

男子のお点前、珍しいとよく言われます。茶道は男性こそやるべきだと思っています。僕は思いがけず5年前から少しづつ茶道のお稽古をさせていただいております。千利休、そしてそれより前の人々からつながる日本の文化に触れることは、日本人として大変興奮します。


僕がお世話になっている茶道教室は、先生のご自宅で行われます。先生はカルチャーセンターや他のお教室でも教えていらっしゃる大変多忙な方で、隔週の土曜日に、僕ら若者に教えてくださいます。


ゴールデンウィークがあったり、先生がちょっと休憩されたいということで、約1ヶ月ぶりのお稽古でした。

4月は炉でしたが、5月は風炉に変わります。毎年のことですが、炉のお点前から風炉のお点前に頭を切り替える、これがこの時期にやらねばならないことです。

たまーにですが、いつもは4人の土曜日の教室で、僕だけという、マンツーマン指導をしていただく機会があります。

数ヶ月前に訪れたチャンスの日。その日は炭についていろいろ学びました。続きを読む
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 20:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶を研究する

茶かぶき・・誰もが夢中になる聞き茶

月に2回か3回、土曜日は茶道のお稽古に通っています。5年目に入りました。

お師匠や生徒のご都合で変わりますが、だいたい月に2回は行けます。1回のお稽古が2時間くらい、あと1時間はおしゃべり(もちろん茶道の話中心。あとは世間話とか)です。お師匠はいろんな年代にいろんな場所で教えていらっしゃいます。1 週間ほぼ茶道漬けの毎日なので、主に20代〜30代の若者が集まる土曜日は、お師匠の息抜きといった感じです。

お師匠は「とにかくお茶を楽しむ」というのが信条で、僕らにもそれを徹底させてくれます。また「理論より実践」を重視されているので、様々な試みをしてくださいます。

この楽しみを追求するひとつの遊びがあります。「茶かぶき」という、お茶の種類をあてるというイベントです。いわゆる「聞き茶」です。室町時代に、貴族が「闘茶」といって夢中になっていたものを、表千家の家元が体系化したのだそうです。

3つのお茶をあてるのですが、僕はひとつしかあたりませんでした。

桜舞い散る晴れの土曜日でした。

とても贅沢な時間をすごしました。


茶かぶきを知りたい方はこちらをご参考に・・
http://www.kyocha.or.jp/chakabuki.htm
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 20:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2005年08月20日

茶箱って面白い

茶箱
茶箱のお稽古は、茶道では人気らしい。グーグルで検索してみたら、ヒット数は少ないものの「楽しい!」というページがいくつかでてきた。

グーグルで「茶箱のお稽古」と入れてみた

今日初めて茶箱のお点前を体験した。先輩のお点前を見たことがあったが、自分でやるのは難しかった。久々に食べた「コンペイトウ」が美味しくて、なんかはまりそうな勢いだ。

なぜいきなりコンペイトウの話なのか?


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posted by 茶疾風(cha-hayate) at 22:50 | Comment(3) | TrackBack(0) | お茶を研究する

2005年08月17日

朝茶事体験

僕がお稽古をしている教室は、師匠が実践主義なので、年に何度か本格的なお茶会を催してくれます。そのおかげで、普段は会うことができない熟練の達人の皆様から教えをいただく機会があります。普段はレベルが同じ若者同士でお稽古をしていると、なかなか茶道のなんたるかの全貌をつかむことは難しいですね。特に僕ら男性と女性はお点前のやり方が若干異なるため、混乱をきたすことがよくあるんです。我々若者組でお稽古をしているメンバーは5人。うち1人は産休中で、今は30代前半の男性二人、女性二人で構成されています。「ええー!30代前半じゃ全然若者組じゃないじゃん!」と思われるかもしれませんが、下は子供から、上は90歳までいらっしゃるので、我々はまだまだ若輩なのであります。昨年の夏に体験した、「朝茶事」に関するレポートです。

「朝茶事、というのをやってみましょうか。」


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posted by 茶疾風(cha-hayate) at 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | お茶を研究する
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↓茶道について、Q&Aサイトなどで調べたい方用の検索エンジンを設定しました。「お免状について知りたい」などの具体的な情報は、Q&Aサイトでの検索が便利です。横断検索しますので、こちらで「茶道 お稽古」などと入れてみてください。



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