2009年02月04日

「割稽古(わりげいこ)」をビジネスでもやってみる

茶道では、「割稽古(わりげいこ)」という、いわゆる「自習」のやり方も体系化されています。茶道関連の本の後ろのページあたりに、「服紗さばきの割稽古」「茶筅とうしの割稽古」なんてあります。

野球でいえば素振り、サッカーでいえばシュート・ドリブル、バスケットでいえばフリーシュート、みたいなものととらえればいいでしょう。

茶道のすごいところは、基礎から応用への組み合わせのバリエーションの豊富さと、その場の都合による臨機応変性の高さにあります。

ビジネスでいえば、割稽古とは

ビジネスメールの書き方
電話応対の仕方
上司・先輩・同僚たちへの報告の仕方
議事録の書き方
報告書の書き方
コピーのとり方
手紙の書き方
FAXの送り方
お茶の出し方
お客様のご案内方法

といった、新人時代の細かいタスクにあたるでしょう。

よく、「会社が教えてくれない」「会社の研修がひどい」とかいう若手がいますが、優秀な新人は「割稽古」を一人でやっているものです。

割稽古は、「こうかな、あーかな?先生はどうやっていたかな」という記憶の追体験になります。たとえば服紗さばきでポンッと音を立てるのは水屋(いろいろと準備する場所)への合図だったりするわけですが、それをいかにちょうどよく行うかは、先生のすごいお点前を思い出しながらの復習になります。

この割稽古が、何につながっていくのか、茶道では教えてくれます。

ビジネスでも、たとえばお茶出しが、どれだけ仕事に重要なのかを新人につたえる必要があります。それがなかなかできていないから、「私はお茶出しをするために会社に入ったわけではない」「コピーばかりは納得いかない」とか言われてしまうのですよ。がんばってください。


posted by 茶疾風(cha-hayate) at 22:08 | TrackBack(0) | 茶道をビジネスに生かす

2009年01月29日

会社だと、仕事できない人が「たまたま」偉いポジションにいたりするけど、それが茶道はないかも(ないのか?)

会社だと、相当へぼい人が偉いポジションにいて、社員・お客さん全員を困らせているケースがあると思います。素晴らしいから偉い人、というわけではないのが、会社の不思議だったりします。

茶道の場合、お免状制度がありますので、さすがにそれはないのかな。

茶道のお点前から茶道知識、そして日本の作法から歴史まで精通した方が先生になられると思います。

ある一定のお免状を持っていない人には非公開のお点前もあったりして、そこが現代社会においてもなんだかそそる部分ではあります。

ただ、茶道で上に登っていくのは大変。時間がかかります。何流かによりますが、流派によっては非常にゆっくりだったり、どんどんお免状をとらせたり、「とりたいのですけど」と申請させるところもあれば、先生が生徒の様子をみて「そろそろいかが」な場合もあるし、生徒さん全体をみて、申請する人数がある一定数になってから、動き出すところもあります。

まあしっかりと「上に行くためのシステム」が整っている会社も多いと思いますが、昔から茶道の「免状」や格闘技の「帯」みたいなのが会社にも必要だと思いますね。

「それをやっていいお許し」というわけで、家元から免状が届くのは結構感動します。仕事でも、「おまえはそろそろ顧客を持つか」みたいなのは、きちんと基本をクリアしてからにしてほしいものです。入社してノウハウもへったくれもないのに、いきなりお客さんの前に出されて気分悪くされても、その若者には厳しいものがありますしね。

茶道の免状制度を調べて、ビジネスにも活かしてみたいものです。
posted by 茶疾風(cha-hayate) at 22:18 | TrackBack(0) | 茶道をビジネスに生かす

2007年08月28日

お茶会に誘われたときのために


女性A「まあ本日は殿方がいらっしゃるので、殿方にお正客をやっていただきましょ!」
女性B「それがいいわ。ささ、こちらへ。」


※お正客、というのはお客側のリーダーです。豊富な知識とその場にあった対応、コメント、ふるまい、気配りが必要で大変な役目です。

男性がお茶会に誘われた場合、たとえ茶道の経験がなくても、こうなってしまうことが多いそうです。この「殿方が」というのが曲者です。私も、茶道歴が短いにも関わらず、このようなシーンに直面したことが何度かあります。まあ恥をかいてもいい、間違ってもいい、という精神なので、乗り越えました。

といっても、お稽古のときにはそういった練習もしているので、できる範囲でやってみようというわけです。わからなければ、他の参加者に「どうやるんでしたっけ?」と聞いてしまいます。


あなたが年配の男性で、いい感じに和風な雰囲気をもっていたらさあ大変。茶道がどうだとわからなくても、この場はなかなか断れません。

という方が実際にいらっしゃるようで、とある茶道教室には「飲む専門、客専門でいいから学びたい」ということです。普通は、お点前もして、お客としての練習もして、となりますが、「飲む専門」の男性は、ひたすらお客さんの練習をします。そうしますと、このタイミングで何を聞くか、茶道の歴史はどうだったか、道具のお銘は?といったことを話せるようになり、この男性(70代)はとても楽しんでいるそうです。実際のお茶会でも、なんなくこなせるようになったとか。


こういった、「お茶会に誘われたときの対応」は、マナーブックのどこかのページにあったりします。「飲む専門」という茶道コースも、需要があるような気がします。

「本格的にお点前とかできなくていいから、茶道の雰囲気を楽しみ、ウンチクを知りたい」

という男性ニーズ、どこかで汲み取っていただけませんかね〜


というわけで、下記のセットがあれば、とりあえず参加できますよ。



posted by 茶疾風(cha-hayate) at 00:39 | TrackBack(0) | 茶道をビジネスに生かす

2005年09月19日

「茶の心」で平和外交を=国連親善大使に千玄室氏

ちょっと古いニュースですが、書き忘れていたので急遽アップします。

時事通信の記事によると、日本政府は茶道裏千家前家元の千玄室氏(82)に日本・国連親善大使を委嘱したそうです。「茶の心は和の心。日本の平和外交を強調する親善活動ができれば」と抱負を語ったとのことです。

ボクの師匠からもお聞きしたことがあるのですが、この方は元特攻隊員で、戦場でもお茶を点てたそうです。帰国後、平和が一番いいということを繰り返しおっしゃっており、世界中を回って「茶道の和の心」を広める活動をなさっています。

この方の積極的なアクションが、裏千家の普及につながるマーケティング活動の礎になっています。

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posted by 茶疾風(cha-hayate) at 20:47 | Comment(2) | TrackBack(1) | 茶道をビジネスに生かす

2005年09月06日

茶道をビジネスに生かす(その1)

茶道を習いながら、常々感じることがあります。
「知識のインプット、アウトプット、そしてコミュニケーション」の3つの要素がインタラクティブに、臨機応変に、季節に合わせて行われる茶道は、ビジネスにも生かせるということです。
知識のインプット、アウトプット、コミュニケーション、この3つはビジネスそのものだからです。

ということで、これからこのテーマでいろいろ書いていきますが、ランチをしながら一人ブレストをしてみました。

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posted by 茶疾風(cha-hayate) at 00:26 | Comment(8) | TrackBack(0) | 茶道をビジネスに生かす
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